東京・西東京市の吹奏楽団です。  保谷市民吹奏楽団（当時）を母体に、双子のバンドのかたいっぽう（もういっぽうは、TOKYO-Westウインドオーケストラ）として産声をあげたのが、2000年。ほんの数人から徐々に仲間を増やして、最近では応援を含めて30人を越えるメンバーでコンサートをやれるようになりました。現在、TOKYO-West とは別団体としてそれぞれに独自の活動を行っていますが、ともに西東京市民吹奏楽団の看板をいただく親戚のような間柄です。  練習中以外はのんびりと、練習中ものんびりと（笑）、自分の出番だけは急にまじめに、コンサートの打ち上げは清く正しくみんなでワリカンというオキテを守って、仲よく楽しく活動しています。練習は、日曜日の午後。合奏練習は月２回で、残りは個人練習日です。演奏活動は、年に１～２度の自主公演のほか、市内市外の各種行事への出演、依頼演奏や、有志による訪問演奏なども活発に行っています。  団体名の「和」は「いずみ」と読みます。すみきった青空の午後、涼しげな木蔭に柔らかなこもれびを見上げてこんこんと湧き出るいずみ。いずみはこもれびに人を呼び、いつしかできた人の輪は歌の輪となって、こころの和をつなぐ縁（えにし）になる。おだやかで気持ちのいい、そんな「場所」を目指して、この名前をつけました。